ビューティフルレインボー

今日は久しぶりにメンランドのホームページの更新をしてました。
実は全て自分でHPを作ってたのです。
HPを製作しているプロの方々から言わせると「物が売れないHP」と良く言われてしまいます。確かに欲しいものがすぐに探し出せないし、注文の仕方がわからないからと、直接お電話でご注文される方もいらっしゃればわざわざ間違って表記しているところを教えてくださるお客様もいらっしゃいます。
確かに業者にお願いするとスマートで使いやすいデザインにはなるいのですが、イメージとどこかかけ離れてしまい、なんか「味」や「メンランド」らしさがなくなってしまう気がするのでので仕方なくこうやってせっせと更新やってます。
だからといって、私は決してパソコンに詳しい訳でも無く未だにエクセルやワードなどはイマイチなんです。
このブログだって、正直、未だに良く解らずトラックバックって何?の状態なんですよ。
話は反れましたが・・・

どこからか仕入れたものをただ売るっていうのなら、わざわざ苦労してまでこの「物が売れないHP」を作る必要も無いのですが、物が物だし、ただ売れれば良いや的な考えもさらさら無いですからね。

こんな考え方だから、いつまで経ってもメンランドがメジャーに成らない訳なのです・・・(苦笑)

だけど、悪いことばかりではないんです。
あるお客様は「やっと探していたものがみつかって嬉しかった」とか言ってくれますし今日なんて、お金を貯めるのに2ヶ月掛かるけど作ってくれますか?ってわざわざこちらに来てくださって展示しているウォレットを嬉しそうに眺めて帰られました。
スタイルを貫くっていうのは大変なことですが、大変だからこそそれに共感して下さる人もいらっしゃるのだと思いますのでこれから先もずっとメンランドはこのスタイルまま変わることなくあり続けます。

話は変わりますが、うちの工房は10階にあって遠くまで眺められるのですが今日久しぶりに虹を見ましたので写真を撮ってみました。

虹の根っこまではっきり見えてとても綺麗な虹だったなぁ。

Niji2Niji1 

「一生ものの革製品とは」

Watch02System_note1

今週で6月も終わりですがメンランドの工房内は相変わらず毎日注文品が着々と出来上がっています。

昨日はレザーウォッチ2個とシステム手帳が完成しました、と言いたい所なのですがシステム手帳の方は別注仕様なのでメンランドのロゴの他に御依頼主様のロゴを焼印で押すのですがその焼印が未だ届かずまだお送りすることが出来ません。
(御依頼主様がこのブログをまた見ないことを祈ります。)
数日前に製作依頼していた北海道の焼印屋さんに確認した所、日曜に発送したとのことですから1両日中には届くと思いますが1週間ほど押してしまったのでご依頼主様には待たせてしまって申し訳なく思います。ただ、肝心のこちらも最初に製作したものが若干想像していたものと違ってしまったので時間も無いのに最初からやり直ししていたのです。
何人かに見てもらい「どこが悪いの?」って言われましたがやっぱり納得できないものをお送りすることは出来ないですからね。
(多分並べて撮ってもどこが?というレベルなのですが・・・)やり直しして良かったですよ。
出来栄えは◎です。
メンランドをご愛顧いただいている全てのお客様たちは本当の意味で「こだわり」をお持ちになってらっしゃる方たちばかりです。
そうでなかっったらこんなちっぽけな工房だけの所に頼みませんし、ご注文頂く以上、大事なお金を頂くのですから作り手として妥協品だけは作れませんからね。
革製品は「一生もの」というフレーズをよく目や耳にしますが作り手がその言葉を口にする以上、「その作ったものに一生責任を持っていく」と言うことだと私は思います。
例えて言うと自分の子供と同じですから。

メンランドはご安心ください。
「一生もの」ですよ。

もうひとつは、使われる方も大事にしてくださいね。そうすれば本当に
「一生もの」になりますから。

来月発売の革キーケース

最近なかなか新作を作る時間が作れなくて合間を見てはやってたので来月は2点ほどキーケースを発売出来そうです。
頭の中にはバックや小物関係まで作りたいもののデザインなどかなりストックされているのですが、なにぶん1人で全部作っているのでお待たせしてばかりで申しわけありません。
夏までにはトートバックかショルダーバックあたりをUPしたいと考えてますので気になる方は覗いてみてください。

今回のこのキーカースも1点はもうすでに製作途中に売れてしまって、明日買われる方が直接取りにきてしまうので何とか写真だけ撮りました。

Keycase1 1つは鹿の革紐をぐるっと本体に1巻きして5セントコインコンチョで留めるようになってまして、鹿ヒモにはターコイズの原石とオールドビーズが付いてます。
※オプションになりますがコンチョは好みで付け替え可能です。

金具はキー(鍵)を4本収納できるのですが、この金具のミソは金具から1本づつ外せるようになってるんです。また、ポケットを1箇所付けてますのでカードや免許証を入れて持ち運びできるのでちょっとした財布代わりにもなります。

もうひとつの方は内部は同じ仕様ですが裏地に本物のパイソン(蛇)革を贅沢に使ってます。こういう見えない所に使うのが通な感じで私は結構好きです。

こちらも留め部分のコンチョ(写真はターコイズ付のコンチョを使用)をお好みで選べるようにしますので乞うご期待ください。

革職人の愛用品紹介1

よく雑誌やなんかでも愛用品の紹介をしていますが、私も普段から愛用している革製品を紹介したいと思います。
ざっと並べてみましたが以外に持ち歩いているものや身に着けているものがあるんだなって感じです。
まずは携帯電話から時計回りに紹介します。

Sibutu1①携帯電話
②革ベルト
③携帯灰皿
④たばこ&ZIPPO
⑤名刺入れ
⑥メディスンバック(JUNバック)
⑦コンチョ付レザーブレスレット
⑧コインケース⑨革財布(ロングウォレット)&キーホルダー
⑩レザーウォッチ(腕時計)

普段から手ぶらで歩いているのに、以外とバックに入ってました。
だけど1つ1つは全部思い入れがあるものばかりだし、自分で言うのもなんですが革って本当に
使うほどに馴染んできて味が出てくるから愛着が湧くのでしょうね。

メンランドの名前の所以(ゆえん)

自分の身近にはハワイフリーク(自分も含め)が結構いるいるのですがこの仕事を本格的にし始めようとしてる頃、ある人がハワイのLOCO(現地の人)の話をしていた。

その話の中で「メンランド」「メンランド」と幾度となくこのフレーズが出てきていたのですが、はじめはハワイにあるラーメン屋さんの話かと思って聞いていたところ、MainLand(メインランド)の発音が「メンランド」と聞こえていたのでした。LOCO(現地の人)の連中はアメリカ本土のことをMainLandと呼んでいるのです。

その意味を知ってインスピレーションを感じた私は、アメリカンを憧れるものにとってアメリカ本土は聖地。自分はそのアメリカンな土臭さ漂うものをこれからずっと作り続けていく。だからこの心地良い響きに聞こえるMainLand(メンランド)をブランドネームにしました。

だけど未だによくメインランドと間違えられますが、いちいち説明するのも面倒だしそれはそれで良いんじゃないかと思っている今日この頃です。

Mainland1