リメイク

クロコダイルのリメイクウォレット(革財布)   その②

前回のリメイクウォレット(革財布)のつづきです。
型紙を切り抜いた後、今度はその型紙を使って革のパーツを1枚革から切抜きしていって今回使用するパイソン革をはめ込んで縫い合わせしていきます。Curoco4

写真ではわかりづらいかもしれませんがメンランドで使っている革はサドルレザーと呼ばれる革の中でも大量に油分とロウ分を含んでいますので革の表面がうっすらと曇りかかったように見えます。
(本当は一度磨きを掛けてから組立に入るのですが今回は革の状態がわかりやすいように撮影したのでこのあとに磨いております。)芯までじっくり時間を掛けてなめされているのでこの写真のように表面にまで油分やロウ分が浮き出してきてるんですよ。

本当に良い革です。
ここまでくるとだんだん形になってきましたね。後は通常のウォレットの制作と同じ工程でパーツを一つ一つ組み立てていって仕上げれば御覧の通りになります。

(写真左)リメイク前 (写真右)リメイク後 
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詳しくはホームページのオーダーメイド制作にも掲載してますので興味がある方は覗いてみてください。

オリジナルハンドメイド革製品【メンランド】ウォレット(革財布)一覧オーダーメイド

クロコダイルのリメイクウォレット(革財布)

どうもご無沙汰しておりました。今日は久しぶりにブログの更新が出来ます。いつもそうですがなかなかブログに割く時間が作れなくてあっという間に2~3日過ぎてしまうので週間付けるまで大変です。だけど、いままで一度も日記とかをつけた事もないのによく今回のブログは持っているなぁ~って思いますよ。以外にお客さんとか知り合いが見ていてくれてて(せいぜい1日に5~6人見てくれるかなぁ~って思っていたら、最近は100人/日アクセスに迫る勢いです。)ちょくちょくみてますよって言ってくれのでタイムリーに更新出来る様検討?したいと思います。(日本語は楽ですね。笑)話のネタは色々あって迷うのですが、今回は今丁度製作している革財布のリメイクをご紹介します。お預かりしていたものは桐箱に入ったクロコダイルの革財布(ウォレット)を(15~20万円位したらしいです。) 使ってリメイクするのですが、このままだと使えないので魚をおろす要領でためらいもなく3枚に切り離しします。
※私にとっては革にしか見えないのでサクサクって感じでした。笑。
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クロコダイルの革の仕上げは一般的にマット仕上げとシャイニング仕上げがありクロコダイル原皮をきれいになめし、染色したものは、マット仕上げ(艶なし)と呼んでます。
さらにメノウなどで表面を磨き光沢を出したものをシャイニング(エナメル)加工と呼んでます。(今回のものは後者のシャイニング加工のものです。)
3枚に切り話した後に余計な内張りや芯などを取り除いてやっと使える状態になります。今回のリメイクは表側にクロコダイルの革を持ってくるのと、もしばらした時に使えそうであれば内部にも使ってあげようと思いましたが、思ったほど使える部分がなかったので当初の予定通り表革部分だけに使用します。
カスタムベースになるのは、ロングウォレット・GENRYU(まだ発売前のもの)の型紙を使用してクロコダイルの革が来る部分をデザインカッターで型紙をくりぬいていき、だいたいのデザインを想像して製作に入っていきます。
今回はココまでですがリメイクのクロコダイルの部分は他の素材のものでも大概は出来ますので、依頼されたい方はお気軽にお問合せください。Curoco3

ハンドメイド革製品【メンランド】革財布レザーウォレットウォレット