レザーベルトのメンテナンス編です。
今回のサンプルは私物のベルトです。
5.5mm厚の多脂革サドルベルトにシルバー925製のバックルを装着しています。
付け始めてから2ヵ月位?だったと思います。
※ホントは4~5ヶ月くらいが丁度良いのですが、待てない人の為にやります。笑。
ベルトのメンテナンス(オイルアップ)は財布(ウォレット)などとはまたサイクルが違います。
財布(ウォレット)などは手で触る機会が多いので自然と手の脂などで
知らないうちに油分補給をしていますが、ベルトは意外と付けっぱなしになってしまうので
メンテナンスのサイクルと調整してやります。
あと、メンテの前に大事な部分ですが、
うちに帰ったらちゃんとベルトをズボンから外していますか?
してなければ今日からはじめて下さい。
腰回りは意外と汗などの湿気を吸いますので毎日外す癖をつけるだけでも
ベルトの寿命を延ばします。
その前に・・・
まずはシルバー製のバックルが・・・
こんな状態です。
実は3年位放置していたバックルを新品のベルトに付けていたのですが
思った程黒ずみが取れなかったのでちょっと加工?をします。
大切なことですが、まずは養生です。
ウエスの真ん中に小穴をあけてバックルピン通してそのまま巻き付けます。
そしてこいつの出番です。
ピカール。それは金属磨き。
適量をウエスにつけて程良い力で磨いていきます。
今回は使っている感を残すので、自分のセンスに任せて
あえて磨き残しなどを作って仕上げます。
終わったら本当は台所洗剤でバックルを洗うと良いのですが
今回のベルトは直付けなので、台所洗剤を水で薄めた物をウエスに付けて
ベルトにしみないように拭いてやります。(終わったら空拭きも忘れずに)
次回はベルト本体へ
では。
By.Kurimura