今日は昨日から製作を始めたフルオーダーのシステム手帳(バイブルサイズ)のつづきです。今回の製作品のコンセプトは木と革のコラボレートです。有名ログハウスメーカー様からの依頼だったのですが自社の社員用のほかにお客様へのノベルティーとしてもお使いになるとのことでしたので、いかに木と革を調和させるかをデザインのコンセプトにおきました。イメージはすぐに浮かんだのですがそれを形にするのには試行錯誤しましたが
今回は革のカービングという技法をもちいて表現することにしました。
このカービングとは簡単に言うと革に彫刻を施すことでよく見たりする花や草をモチーフにしたシェリダンスタイルというやつが有名です。私の製作品には眼面しいのですが裏メニューというやつなので当然サイトにも載せておりませんからお目にかけることも無いのです。
この技法をワンポイントで使うことでデザインの引き締めや、御依頼主様のイメージを出したいと思ってます。よく問い合わせの中で「カービングはやらないのか?」や「カービングは出来ないのか?」など頂きますが本当は出来るし好きだけどイメージに合ったときにしかしないだけなので決してやらない訳ではないのです。
今回はまとまった数の製作なので、ハンドメイドの良さを知っていただくためにもカービングのデザインもちょっとずつ変えて同じものが無い様手間は数倍掛かりますが全てスリースケッチで施していきます。
気に入っていただけると良いですけどね。
偶然、このブログを発見いたしました。
このシステム手帳をお願いしたものです。
この、記事を読んで、当社のログ作りに対する考え方と御社の革職人としてのもの創りに対する考え方が、まったく同じで、感動しました。
社員一同、御社にお願いして本当によかったね。と話しております。
完成をとても楽しみにしております。
お話したとおり、当社は7月サイクルです。
来年度1年間、我々自身のクラフトマンとしてのステイタスを象徴する大きな武器になるアイテムとして考えています。
もちろん。来年だけでなく、長く愛用させていただこうと思っております。よろしくお願いします。
有難いコメントを頂きまして有難うございます。
まさかこのブログを御覧いただけるとは思ってもいませんでした。イメージ通りに仕上げってきてますので楽しみにしていてくださいね。焼印も小樽にある職人気質の方に頼んでまして時間は掛かってますが良い物が出来上がってくるはずなので。