レザーウォレット(革財布)

カスタムハーフウォレット

ハーフウォレットKRをベースにカスタムオーダーされたもので、一般ではサイズ的にミドルウォレットになります。

今回のご依頼主様は、長年務められた会社を退職する自分へのご褒美と言うことでご依頼を頂きました。

ご希望としては、古銭の龍1円銀貨をループに取り入れるのと内装にダイヤモンドパイソンを使うことでしたので打ち合わせを重ねながらデザインイメージを湧かせていきました。

ZINKICHI LEATHERのブログ-ミドルウォレット1

このサイズのウォレットは女性でも使いやすく人気があります。

ZINKICHI LEATHERのブログ-ミドルウォレット3

ZINKICHI LEATHERのブログ-ミドルウォレット2

内装はバイカーズフラップの差込タイプにダイヤモンドパイソン張りを施し、カードポケットにも施しております。

製作に約1カ月お時間を頂きましたが、実際に手にされたご依頼主様も「想像以上!」とても喜んでいただきました。

これからどんどん使っていくにつれて革も馴染んでいき、経年変化で色合いも味わいも増していきますので末長くお使い頂ければと思います。

つづく。

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ハンドメイドレザーウォレットMainLand【メンランド】

ショートウォレットビアリッツ01カスタム

もう8月ですね。
仙台も全国を変わらずとても暑い日が続いていて、私も夏バテ&夏風邪のダブルパンチですっきりしない日々が続いてます。悲。

毎年のことですが、この時期はどうしても室温と湿度が上がるので汗で革が汚れないように工房内は冷房をガンガンかけて作業をしてます。
その甲斐があって品質は一定に保っていますが、私とミスター(髙橋工房長)は元々冷房が苦手なので体調不良というわけです・・・
昔から夏風邪は馬鹿しかひかないとは良く言いますが、革馬鹿なので仕方がありません。

そんなこんなの毎日ですが、最近の工房での製作は本当にカスタム製作が多くなりました。
※特にホームページをリニューアルしてからですが・・・
カスタム製作やオーダーメイド製作は「ここがもうちょっとこうなっていたら」という声にお応え出来るのでお気軽にお問い合わせくださいね。

例えば外装と内装のカラーをコンビにしたり本体の開き方を逆仕様にするのはそんなに費用もかかりませんので。
Shortwallet_1

Shortwallet_2

ただ、標準仕様のものも色々理にかなったデザインと仕様なので、はじめてこういうたぐいのウォレットを探されている方には「ノーマルの美しさ」を是非味わって頂けると嬉しいです。

そういえば今年2010年から一部の製品のメンランドの刻印デザインも変わっていました。
(今さらですが・・・汗)
Shortwallet_3

次回からしばらくの間はカスタム製作している作品をUPしたいと思いますので
こうご期待!

※追伸
そういえば、うちのミスターがアメブロでブログを始めた様なので
そっちも覗いてみてください。
(更新の頻度は確実にこっちのブログよりも高いので・・汗)

メンランドブログ(アメブロ版)[E:dash]

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フルハンドメイド革製品MainLand【メンランド】

バイカーズウォレットに乗り替え

ご無沙汰してました。

前回の更新は6月3日・・・・
ちょっと気をゆるすとアッと言う間に1ヶ月が過ぎてしまいます。苦笑。

最近はというか、相変わらずバタバタしている毎日で仙台も連日の猛暑と湿気(ここ2~3日は涼しい日が続いてます。)で7月というのに完全に夏バテと格闘中です。汗。
本人はそんな感じですが、最近工房の方は以前にもまして直接お越し頂くお客様が増えました。近県はもとより関東圏件からいらっしょるお客さまも増えております。
とても嬉しいことです。
以前の工房から比べると仙台駅から近いということもあって行きやすいということもあるかもしれませんが、1階にあるハワイストアの店内にある中階段を上がらないと工房へたどり着けないのでかなり迷われるみたいです。

でも、直接面と向かってお客様と話しながらご希望をお聞きできるということは作り手も嬉しい限りでついつい話し込んでしまうこともありますし、何より一番は実際使う革とか展示品を見て「ホントに来て良かったです。」と言って頂ける事です。
本当でしたらいろんな地域のSHOPさんに卸せば実際に手にとったりして頂けるのですが、やっぱり「お一人お一人のお客様の為に製作」をしたいので、お許しください。

話は変わりますが、先月まで活躍をしていた我がデラックス君が半年間の試供期間を終え工房内の展示室に入ることになりました。
デラックス君のデータは今後の作品作りに色々反映していきますし、デラックス君がもし市販化する際には役立つものになります。
※当面の市販化は考えてませんが・・・・

と、言うことで今月から使い始めたのは先月発売を開始した「バイカーズウォレット03」モデルのカスタム仕様です。ちなみにキーホルダーもカスタム仕様です。
[E:down]
Bikerswallet03_1

けっこう私はこの革ひもを巻いて留めるタイプのものが好きで
製作しているのですが、この私用のモデルは2重巻きになってます。
でも、レジ前であまりのモタツキ具合に心が折れてしまい
現在ではノーマルの1巻き仕様にしています。
※やっぱりノーマルは完成されているのでとても使いやすです。苦笑

外装についてはロープ取付部がミソで通常の取り回しではありませんが
この使いにくそうなデザインにあえてしております。
※使い込んでいくと他とは違うので良い風合いになります。
内装は使い勝手を逆に考えてほぼノーマルに近い仕様です[E:down]
Bikerswallet03_3

小銭入れのジッパーは天下のYKK製を採用してますが
希望があればTALON製もストックはしているので使わなくはないです。
Zipper_talon

TALONはデテール的にはUSAで古くから使われていてビンテージの
ジャケットやジャンバーにも採用されているので、こだわられる方も多いのですが
良く噛んでしまうので、メンランドのジッパーはスムーズに動く前者を採用してます。

夏の間はほとんど半ズボンで革屋らしからぬ格好でバッグに入れて財布を
持ち歩くのでこのショートサイズのバイカーズウォレットは本当に重宝します。

by,Kurimura[E:r-mark]

バイカーズウォレット03-ハンドメイドウォレット【メンランド】

ビルフォードウォレット

今回の新作ハーフウォレットはメンランドでは初めての形かもしれませんが
小銭入れが外側についているデザインです。

以前からなのですが、今位の季節になるとこんな感じのウォレットを試作で
作っては使ってみたのですが、サイズや仕様がどうしてもイメージにしていたものと
合わなかったのでなかなかお目には掛れませんでしたが、ようやく落ち着いた
感じです。

201063_1

今回のコンセプトは、ドル札と日本のお札が一緒に入れられて海外(ドル用なので
アメリカ圏にはなりますが・・・)でも使えて、短パンにサンダルで気軽に持ち歩ける
コンパクトなもの(メンランドでは・・・)を前提にデザインしました。
ドル札と日本のお札(一番でかい1万円札)はサイズがそもそも違うので
なるべく違和感が出ないようにドル札にサイズを合わせてギリギリ1万円札が入る
ようにしました。

201063_4

内部はクレジットカード・デビットカード・免許証が入るポケットと
レシートなんかを無造作に入れられるユーティリティーポケット、
2種類のお札を分けて入れられる様にしてます。
※ちなみにこの画像は左利きの私が使う前提で製作してますので
お札を入れる方向を反対に作っています。
当然!右利き用もありますので・・

小銭入れはこんな感じです。
201063_3

財布の名前は当初「Bill Fold※発音的にはビル・フォールド」ウォレット
にしようと思ったのですが、今回装着する標準のコンチョが
USA記念1ドルコインのジョージワシントンなので「JW001」と言う訳です。
このコインは2007年から2016年(予定)までの間に初代大統領から
順に発行してくコインのファーストモデルなのです。

201063_2

このタイプはうちでも「ハーフウォレット」と呼んでますが
英語ではBill Fold Wallet「紙幣を折りたたむ財布」と言います。

今回はナチュラル01を使ってますので使い始めて行くと
うちのデラックス君とはまた違った革の経年変化が楽しめるので
はやく使ってやりたいです。

by Kurikura[E:r-mark]

ハーフウォレット・GW001のリンク先://www.mainland.jp/wallet/harf_wallet/hw_gw001.html

フルハンドメイドウォレット・革製品MainLand【メンランド】

パイソンウォレットの製作風景

昨日久しぶりにPC内の撮り貯めていた画像を整理をしていたら
パイソンウォレットを製作している途中に撮影していた画像があった。
そういえばあまり製作途中の画像って見せたことが無いので
紹介したいと思います。

メンランドでは全貼りしたパイソンウォレットってほどんど製作してません。
なぜかというと、私が大のヘビ嫌いだった(過去形)なごりなのですが
克服するまで本当に大変でした。汗・・・

当時はパイソン(ヘビ革)を使う製作依頼が来るたびに「あ~だの、こ~だの」
言ってずっと断り続けていました。
(お付き合いが古いお客様はもしかすると心当たりがあるかもしれませんが
時効ということで・・・)

しかし、いつもでも断り続ける訳にも行かない状況になってきてしまったので
その頃の「人生最大の決断!!」をして、早速とりかかることにしたのです。

早速、問屋に「ダイヤモンドパイソン1匹」と連絡を入れると数日後には
早くも怪しげな段ボールが工房に届いてしまいました。
解ってはいるのですが検品しなくてはなりません。

しかし・・・その段ボールをあけることが出来ないのです・・・・

そう考えているうちに1週間が過ぎ、2週間、3週間と・・・・

1ヶ月程過ぎてにまったことをいまでも鮮明に覚えてます。

そして・・・

その頃の「人生最大の決断!!PART2」をして、またもとりかかることにしたのです。

段ボールの封を破り・・
納品書を救出し・・・
緩衝材をめくると・・・
そいつは・・・5m級もありやがったのです。
見る見るうちに腕にはじんましん(寒イボ?)が駆け抜けて・・・
そこからまた数カ月が経過してしまいました。泣

そんなこんな紆余曲折があって今では、生きたヘビもOK!な程になってます。笑

今ではパイソンちゃんをつかったウォレットは多くの方から製作依頼を
頂くようになっております。

話は長くなりましたがパイソンウォレットはこんな感じで製作してます。[E:down]
Dscn4089

ウォレットの幅有った部分のパイソンを切りだしして
ウォレット本体のインレイ(切抜き)した部分に柄を合わせて
シニュー糸で縫製していきます。
インレイには数種類の技法がありますがメンランドは使う材質や
製作するものの大きさ、仕様によって使い分けているんです。
当たり前かもしてませんが・・・

そして[E:down]
Dscn4092

縫い上がったところです。

Dscn4099

余分なところはきれいに処理をして、画像はインレイ内にボリュームが
出る様に細工を施します。

そして・・・
Dscn3747

先に製作していた内装部と組みつけて縫製・仕上げをすると
出来あがります。

ダイヤモンドパイソンも天然革なので経年変化で変色していき
お金が貯まる?!財布の風格になっていきます。[E:scissors]

ヘビ革は今回のダイヤモンドパイソンの他、モラレスパイソン(蛇味線などに使う)や
サイトには掲載していないレッドパイソン、コブラなど色々取扱してますので
ヘビ革のことならお任せあれ!?

by Kurimura[E:r-mark]

フルハンドメイドパイソンウォレット【メンランド】