極厚レザーベルトの仕込み

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レザーベルト

レザーベルトの仕込み中です。

牛革レザーベルトに使う革は牛さんの背中部分(ベンズ)を一般的にどこでも使用します。(使用するのが普通)

牛革も牛肉と同じで部位によって名前が違いますので、肩の辺りはショルダー、背中はベンズ、お腹はベリーなどと呼ばれ

部位ごとに特性も違います。

そのなかでも背中のベンズ部分は繊維が詰まって革面(吟面)の状態も良くベルトや財布、バッグなど色々使える部分で

メンランド製品の殆どはベンズ部分を使用しています。

今回はベルト用の革を仕込んでいましてベルト巾に合わせて裁断が終わった状態です。

ベルトに使う革と財布などに使う革は共にベジタブルタンニンなめしの多脂革ですが、それそれのアイテムに合わせて

革に含まれるロウ分や油分量を多少変えた仕上げの革を実は使っています。

レザーベルト

牛一頭分(半裁革2枚分)からこれしかベルトは出来ません。

普通だと40mm巾のベルトで半裁1枚から15本前後(1頭換算だと30本前後)取れますが

検品したりすると10本弱しか残りませんので1頭換算だと20本弱になります。

お客様に質が良い贅沢なベルトをお使いになって頂きたい為です。

今回は6.5mm前後の特注革を仕込みました。

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妥協しない欲しいもの。流行ものではない革製品。 理想を形に

 お客様の理想を現実にする為に、実際の納まりを考えながら最善の方法を模索していきます。そのなかでもこの3つは特に重要視しています。



  • 理想の形(デザイン)

  • 使い勝手が良い(機能性)

  • 修理可能なもの(耐久性)


革の風合いが手から直に伝わる質の良さ、一生つきあえる様に修理可能なもの作り、お客様一人々々としっかり目線を合わせて理想の形を現実にを目指します。


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