数年前にフルオーダーでロングウォレットを製作させて頂いたお客様がいます。
製作して一年位で1度目のリメイクを施し、その時に使えそうなパーツをお返ししました。
今回は、
その時の革パーツを使ってリメイクしました。
リメイクに使う革パーツ
今回お預かりしたのは、フタ付カードポケットの部品が1点、
多分・・・札入れのパーツを思われる物が1点、
前回のリメイク時に取外した小銭入れの合計3点です。
縫製を全て解いてパーツ化にしていく
一旦、縫製を全て解いてパーツにしていきます。
そうすることで使えそうな部分を見極めてイメージしながら型紙を製作して再度パーツ取りします。
そして、裁断して縫製、仕上げをして・・・
新たに生まれ変わったカードケースと札入れ
金具の取り付け穴やステッチ穴はそのまま残してというご希望でしたのでそのままご希望通りに。
小銭入れのパーツは札入れとして、カード入れのパーツは新たなカード入れとして蘇りました。
リメイクは決して安価では済みませんが、お客様との価値観が一致すれば
この革たちも新たなアイテムとして生まれ変わります。
お客様にも大満足して頂けて良かった(^ ^)