1年半待ちました。

今日は日曜と言うこともあって、朝から問合せの電話やメールがひっきりなしに掛かってきていたのですが、午前中に嬉しいお客さんがやってきました。AM10:00ちょっと前に1本の電話が鳴りました。

話しの内容ですが・・・
お客さん:「これから見に行ってもいいですか」
自分:「有難うございます。何時頃来られますか?」
お客さん:「今もう近くにいるのでこれからすぐに行きます!」
自分:「エッ!そうなんですか・・」

などとやりとりしているうちにホントにすぐに来られました。
話を聞くとわざわざ隣県の福島から来てくださって、営業時間になったらすぐに来れるよう近くで時間をつぶしていたそうでした。その方は1年半前にメンランドのサイトを見つけてどうしても実物が見たくなって何回か仙台に来てうちを探していたとのことでしたが、当然見つけられるはずもなく(工房はマンションの1室ですし表に看板もあげていませんので・・苦笑)そのうちに仕方なく同じ手縫いのハンドメイドが売りの革工房さんで購入したものもあったそうですが、満足いくものでは無かったと言っていました。
今回は運よく?やっと電話もつながって(それまではたまたま不在時で電話がつながらなかったそうです)ルンルン気分でやってこられました。
今回は革財布の注文だったのでギャラリーで色んな仕様のものを見ながら、実際に使用する革から見てもらって形、仕様、コンチョ、ロープの太さ・長さ、キーホルダーの形状に至るまで1年半練りに練った構想を興奮状態(実物を見たので余計嬉しくなったみたいです)お話しされていきました。
ただ、仕上がるのにまた2ヶ月以上お待ち頂いてしまいますがその分、今日実際に見て出来上がりを想像して頂いた以上のものを製作するつもりです。
完成したらまた直々に取りに来られるそうなのでおどろく顔が私も楽しみですね。

ハンドメイド革製品【メンランド】レザーウォレット(革財布)一覧

JUNバックカスタムのカスタム

今日は珍しく2本目のUPです。
というのも、今回のものは注文して頂いたK様にメールで出来上がりの画像をお送りするはずが、メールソフトの不具合で送信で出来なかったので、ご了解を頂いてこちらにUPさせてもらうことにしました。もちろん他の方も見るはずなので(当たり前ですが・・)簡単に今回の注文品の商品説明をします。
前回革財布を製作したのですが、とても気に入って頂いたので今回はサイトに掲載しているJUNバック(M)・カスタムをベースにしたカスタム×2モデルの注文を頂きました。
カスタム箇所としては通常のJUNバック(M)の本体サイズを1まわり大きくして(丁度MサイズとLサイズの中間です)内部にZIPPOホルダーを追加。ZIPPOホルダーについては特にサイズの指定は無かったのですが念の為アーマーZippoまで入る様にしました。(ぎりぎり革巻きも入るかもしれません。)
また、細部についてもボタン部分の素材を真鍮製にしたり、インディアンコンチョも年号がはっきり確認出来るビンテージものをチョイスしたとこだわりのものです。
今回も発送までに約2ヶ月程掛かってしまいましたが本日発送出来ましたので明日にはK様のお手元に届くはずです。
あと冗談だとは思いますが、お子様のおしゃぶりを入れて歩くと言っていたのですが、もしホントにされるならおしゃぶりをビニールに包んで持ち歩いてくださいね。革の匂いが付いてしまうと普通はしゃぶってくれませんが、仮にお子様がパクついてしまったらそのときはK様の革好きDNAが脈々と受け継がれてる証拠かもしれませんよ。笑。
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ハンドメイド革製品【メンランド】JUNバック・メディスンバック

トラブル発生!?

昨日は午後からちょっとだけ用事があって工房がある仙台の隣町の塩釜と言う街に行っていきました。塩釜は松島(日本三景の所)の隣町で仙台からもクルマで30分位の所なので愛車のML号(GMCサファリ※ブログ初登場です)でひとっ走りしてきました。が!帰り道、国道の交差点でブレーキを踏もうとしたらなんか様子が・・・。
スカッ!あれ?利かない!ハンドルも重たくなって・・・
もしかしてエンジン?!
まだ動いているのにタコメーターを見たら止まってました。汗。
ちょっと古いアメ車にはよくあること?なので(前の愛車もよく止まってました。笑)完全に止まる前に惰性で交差点内から抜け出して横断歩道のところに止めました。
どっか悪いのかなあ~って思いながらキーを再度回してもセルモーターは動くのですがエンジンがかかりません。火花は飛び散っているからフューエルポンプ(ガソリンをタンクからエンジンに送るポンプ)が逝っちゃったのかな~と思いながらしばしの沈黙・・・
とりあえずML号の面倒を見てもらっっているアキラ君(こちらも初登場)にTELして状況を説明しましたが、丁度月末だけクルマを運ぶ積載車(ローダー)の手配が付かないとのことでしたので(クルマがデカイだけに普通の積載車では載らないみたいでした)とりあえず体だけ行くとのことでしたのでそのままアキラ君が来るのを待ってました。
その待っている間ですが、わざと大げさにボンネットとか開けたりして(トラブルの時にはここが肝心です!)周りにわかる様にしているとクラクションとかは鳴らされませんよ。ただ通りがかりの人は見て見ぬふりをしていきますが。苦笑
普通ならどうしても私は(クルマもそうですが・・)外見ですぐに判断させてしまい勝ちなので仕方の無がないのですが、それでも何人かには「どうしたんですか?」ってわざわざクルマから降りてきて声を掛けてくれた方もいらっしゃいました。その方たちの多くは確かに私と同じく外見はキツイのですが、とても紳士的で(外見はキツイです。)親切な方たちでした。やっぱり人間外見じゃないよ(自分にも言い聞かせながら・・)って改めて思いながら、またまっていると・・・
今度はKカーに乗った2人組(ツナギをきてました)が車を止めてまた「どうしたんですか?」って声を掛けられたので、もしかしてクルマ屋さん?って聞いてみました。そうすると近くで修理工場をしている人たちでたまたま通りかかったそうです。その人たちも例外なく外見はキツイかったのですが、邪魔にならない場所まで車を押してくれて「シボレー車は得意なのでなにかあったら言ってください」とだけ言い残して立ち去っていきました。(ピンときたので名刺だけは貰いました。)そんなこんなしている間にようやくアキラ君が軽カーでやってきました。積載車が無いとどうにも出来ないのがわかっているのに(月末でホント忙しいのにゴメンね。)ワザワザ来てくれて有難かったです。だけど牽引ロープを手にして無理だと思うけどとりあえず持ってきたと言ったときには正直笑ってしまいました。(アキラ君は外見は強持てですが以外にお茶目なのです。笑)そんなこんなでさっそく見てもらうとやっぱりフューエルポンプ(ガソリンをタンクからエンジンに送るポンプ)かなぁ~って同じ見解だったのでです。しかたなくアキラ君と話ししてさっきの車を押してくれた修理工の人にTELしてお世話になることにしました。一つ返事でOKです!よって言ってもらえてすぐに迎えの積載車がやってきました。
ってなことで昨日は1日大変な目に合いましたが、アメ車ってのは日本車に比べればそれはトラブルもありますがこうやって携わっている人たちが良い人が多いので(例外はありますが・・)、なにも心配はありません。
こういう体験自体も普通じゃまずありえませんしね。笑。
今回はココまでですが、そのうちML号も修理が終わって帰ってくると思うので今回の続きはそのときにまた書き込みしてみます。

【お知らせ】
前回の書き込みでクリスマス時期の予約のお知らせをしたのですが、あのあとすぐに予約がいっぱいになってしまいました。
本当に皆様のおかげです。この場を借りて改めて御礼例申し上げます。
ありがとうございました。

ハンドメイド革製品【メンランド】

気合と根性が要る製作品(革ベルト完成編)

前回のつづき・・
製作していたサドルレンジャーベルトが完成しました。
今回は、バックルもスターリングシルバーの特注品だったのでとてもゴージャスな仕上がりです。写真ではなかなかお伝えできませんがシルバー特有の質感と輝きが革ベルトが合い極まってお互いを引き立った良い仕上がりになりました。正直作っている自分も欲しい位です。笑。
そういえば、この革ベルトは締め方にコツがあって普通のようにただズボンのループに通していったのでは収まらないんです。正しい締め方は・・・

【正しい締め方】
①1番目のループを通さないで2番目のループから通します。
②最後のループはベース(下)のベルトだけ通して穴が開いているベルトと挟み込むようにします。
③②のベース(下)のベルトを最初のループに通してベルト本体のバックル側に付いているループに通してから、上のベルトをバックルに通して装着完了です。

たかが革ベルトなのに締めるのもこんなに手間がかかりますが締め心地はこのレンジャーベルト独特のフィット感で普通の革ベルトが締められなくなるはずです。笑。
とくに腹回りが気になる方は普通の革ベルトはお腹の肉が革ベルト乗ってしまいどうしてもだらしなく見えてしまいますが、レンジャータイプの革ベルトはバックル付近にボリュームを持ってくることで以外にきちっととした印象を与えられるんですよ。一見様(初めてご注文して下さる方)はお断りしてますがスーツ用のレンジャーベルトのも作ってます。(ご愛顧くださっているメンランド製品のオーナー様だけのメニューですが問合せないとわからないメニューです。苦笑)
話しが変わりますが、今日も3年前に革財布を注文してくださった方から革ベルトのオーダーが入りました。これまで何百人と買ってくださったお客様がいらっしゃいますが多かれ少なかれ注文の際にやりとりしてますのでこんなお客さんだったなぁって思い出しますし、また注文をして下さるのは素直に嬉しいですね。
そんなお客様が1人でも多くなるように、そして満足してくださるように日々鍛錬していかないといけませんね。
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ハンドメイド革製品【メンランド】

たまの気分転換

ここの所(っていうかずっとなのですが・・・)休みと言う日が無くてずっと工房に入って製作していたので先日仕事の合間に気分転換で近くの本屋にいってきました。そうしたら、最近TVでよく見かける「創刊号は特別価格の・・・」フェラーリーのラジコンを組立していくやつが目に入ってしまいました。特に趣味と言うわけでもないのですが、私とかの年代は小さい頃ラジコンは1度や2度やった経験があるし当時あまり買えなくて憧れみたいなものがあったので、ちょっと見てみるとナント!エンジンで動力する本格的なものではないですか!それでつい、買っちゃいました。苦笑。さっそく工房に戻って中身を見てみると・・・
毎週届くだけあって(まだ定期購買契約はしてないですが・・)フロントウイングとタイヤホイールが1個とビスが2本しか入ってません。笑。それでいつになったら完成するのかとよく中身を見てみると、合計で創刊号~70号まで?毎週で換算しても1年半掛るようです。これにはさすがの私も驚いてしまいました。性格的に一気に組み上げしたいのでこのまま1年半未開封でストックしていくか、それとも購入を断念するか(金額も全部で7万超えちゃうし・・)家族からは止めろといわれる始末だし・・気分転換のはずがとんだことに?首を突っ込んでしまいました。
参ったな~ぁ