今日は私が普段やっている革製品のメンテナンス方法をご紹介します。（ここで紹介するものは主にメンランド革製品についてですので他製品のものについては制作側（メーカー・工房）に確認してくださいね。）と言っても、そんな大して目新しいことをしてるわけでもないのですが、正直やっているのは最低限のことだけですのでご参考になればと思います。
メンランドの革製品をお持ちの方はご存知でしょうが、完成品が手元に届いて箱を開けると革本来の自然な香り（匂い？）がしませんでしたか。以外と革の香り（匂い？）って色んな種類があるんですが、メンランドのものは皮から革になるまで職人さんが昔ながらの手作業で手間隙掛けて作ってますので革本来が持つ自然な香りがします。そして手触りも（特に０２は）革自体に大量の油分とロウ分が含まれてますので赤ちゃんのほっぺたのようにしっとりしている革です。メンテナンスにおいて、まずはそのもの自体の特性を解った上でメンテナンスをしないと風邪を引いて頭が痛いときに胃薬を飲むみたいな意味を成さないものになりますので気をつけてください。
と言うわけで
ちょっと話しがそれてしまいましたがここからが本題です。

私の革製品メンテナンスは前記でも言っているように最低限のことしかしてませんが、これは要するに程々が一番と言うことです。メンテも何もしないでガンガン使うのも考え物ですが逆に大事にするあまり過保護にするのも良くないからなのです。

私がしている基本的な革製品メンテナンスはまず、革に呼吸させることです。特に革財布（レザーウォレット）にいえる事ですが普段ジーンズなどの尻ポケットに入れてると革財布（レザーウォレット）が生暖かくなりますよね。これは体温で蒸発した汗を革が多少なり含みますので家に帰ったらポケットから取り出して屏風（びょうぶ）みたいにちょっと本体を開いて日陰（出来れば風通しのよいところ）に立てかけておきます。これだけで革が吸収した余計な水分が自然蒸発させて革に呼吸を促します。このちょっとしたことでカビ対策にもなりますし革の寿命を長くさせます。

次に油分補給ですが、とくにメンランドの製品は使い方にも寄りますが普通の使い方をしていれば３～４ヶ月に一度の割合で（これで十分です。）ヌメ革専用の油分補給剤（ニーフットオイルなど）などを使って補給するのですが、量は気持ち少なめに（車のWAXを塗る感覚）するのがコツです。少なくする理由はあまり補給し過ぎると革のコシが無くなってやわらかくなり過ぎるからです。（メンランドでも取扱いしてますがエイ革やパイソンなどの革は風合いを損ねる場合があるので空拭きだけにしてください。）
補給後は一晩放置して次ぎ使う前に軽く空拭きすればピカピカになりますので試してみてください。
あと、普段は綺麗にして保管している方もいらっしゃいますが、保管場所が悪いとカビはどこからともなくやってきます。せっかく綺麗にして保管してても出したときにカビが生えていたら悲しくなりますので、逆に箱に入れてしまうよりは前記の革に呼吸させる方法でお部屋のディスプレイ変わりに飾っておけば太陽光を直接当てなくてもメンランドの革製品は十分茶褐色になっていきますのでお試しあれ。
あと、雨にぬれたり水しみが出来たときの対処法は、どれだけ早く対処するかです。水に濡れるとしみが出来ますがしみを消すのもまた水なのです。ですがこの方法は時間が命ですので２～３日ほったらかししたものには効果は期待できませんのでとにかくしみが出来たらすぐに対処してください。
対処法はホームページに掲載しているので御覧になっている方も要ると思いますが一応リンクを貼っておきます。

水しみのお手入れ法：//www.mainland.jp/oteire.html

私が普段していることはこんなこと位です。
革製品は手間が掛かると言う方もいらっしゃいますが普段のちょっとしたことで革製品メンテナンスは出来てしまいますのでTAKE　IT　EAZY！（訳・・気楽に行こうぜ！）です。

（写真は左から新品時から１ヵ月後、中は使用１年位、右は２～３年後です。）

ハンドメイド革製品【メンランド】／レザーウォレット（革財布）製品一覧

「趣味で仕事をする」と言うのは、賛否両論な言い回しなのですが私は「趣味で仕事をする」といっている中の一人です。私もサラリーマンを１０数年していたのですが正直とても大変なことですし、その時代に「趣味で仕事をする」って言っている奴さん（古い言い回しですが）に出くわしたときには正直腹が立つこともありました。だけど実際に今度は自分がなってみると（他の方はどうか知りませんが）趣味だから出来るんだろうなって思うことが最近多々あります。あまりの忙しさにお客様からお体を大事にしてくださいとかあまり無理されないでくださいなど激励をいただきますが、当の本人はあまり無理してない感じなんです。表現するのが難しいですが例えば、趣味って皆さんお持ちになっていると思いますがその趣味をしているときはいくら苦労したり大変でも時間もおしまず熱中しますよね。それって本当に好きじゃないと続かないし出来ないことですがそれと同じ感覚かもしれません。
好きな仕事をするのは色んな事情があって普通はなかなか出来ないですから、私は幸せ者なのかもしれません。
だから逆に趣味だからこそ、使っていただく方には自分が思う最高のものを作りたいんです。革の品質や製法にしても、最高のものを求めるがゆえ、オーバークオリティーになっているかも知れませんが、決して無駄ではないと思っています。本当のハンドメイドは最高の素材を手間隙をおしまずかけて作り上げれば最上級な形になりますからね。
（当然それなりの腕が伴わないと駄目なのですが）

話が変わりますが昨日のホームページの更新でまだ９月なのですがクリスマス用の注文の告知をしておりました。例年からすると１０月末までご注文があればイブの前日までお届けできますがそれ以降のご注文は難しいので気になる方はホームページのインフォメーションを御覧になってください。

ハンドメイド革製品【メンランド】

今日は私が通うお勧めのお店の紹介です。
ところで、皆さんはロミロミマッサージってご存知でしょうか？
最近はテレビなどでもたまに紹介されているようですが、日本ではエステやホテルスパなんなでやっているロミロミをベースにしたとかと言うオイルマッサージが有名ですが、本当のロミロミマッサージとはちょっと違うみたいです。もとは、ハワイに古くから伝わっている民間療法のマッサージで、800年くらいの歴史があるそうなのですがなぜなのか日本にはアレンジしているロミロミ風マッサージが多いので誤解されている部分があるみたいです。私が通っているお店は仙台駅の東口にあるのですが、そこのロミロミマッサージは強弱をつけながらの揉み上げと優しいストロークロミロミ独特の手技により、痛みを和らげ、疲れた筋肉を元気に、丈夫にする事が出来き血行を促進し、体に溜まった水分や老廃物・押し流す効果のあるマッサージなので、慢性腱鞘炎もちの私も月に２度ほど通ってます。
ここの先生は職人としての私が尊敬する数少ない人間の一人で、とてもすばらいし仕事をされます。腕の良い仕事をしているなって思うのは違う仕事でも良くわかります。私は思うのですが、腕の良い仕事ってまず第一にしている仕事にうそやごまかしがないこと。基本がしっかりしていることだと思います。基本（ベース）がしっかりしてないのに応用やアレンジなどしてもぼろが出ますし、例えれば（女性の方すいません。）化粧をいくらごじゃごじゃつけても肝心の素肌がしっかりしていなければ時間とともに崩れていくのと一緒で、逆に素肌（ベース）がしっかりしていれば化粧の乗りも良く、より綺麗になるのと一緒のことです。本物に見せることは出来ますがそれはやっぱり本物ではないし、本物はやっぱりほんものです。私の通うお店はリラクゼーション用・リフレッシュ用・治療用・痩身用があってそのつど先生がその日の体の具合を見てやってくれるのですごく助かってます。あの先生はロミロミマッサージでは多分日本で５本の指の上の方に入るくらいの腕を持っているし、下手すると本場のハワイでも一流の部類に入ると思いますよ。
最近はなかな予約が取れなくて（人のことは言えませんが・・苦笑）本当はあまり教えたくないのですが２週間前でも予約を入れるのがきついので（私は行った日に次の予約を入れてます。）もし興味がある方は事前に早く予約してからのほうが良いです。
お店はホームページを開設しているのでリンクも一応貼っておきます。

ハワイアンマッサージ専門店【ゲットボディーバランス】

今日はお知らせです。
今度の週末（９／３）の日曜はVIVA仙台というアメリカンなイベントが宮城県川崎町のセントメリースキー場で開催されます。こういう類のイベントでは珍しくチャリティー目的で行われる仙台でも数少ないイベントですので私も当日イベントスタッフとして１日お手伝いしにいきます。５０～７０，８０年代のアメ車、ハーレー、オールドワーゲン、７０年代を中心とした日本車の展示、エルビスやベンチャーズの演奏をしてくれるバンドコンサート、飲食ブースやスワップミートなど、アメリカンな雰囲気を満喫できるイベントになってます。
詳しくは主催しているアメリカンライフクラブ・チャーリーズのHPで告知してますので興味がある方は覗いて見てください。
アメリカンライフクラブ・チャーリーズ：//www15.ocn.ne.jp/~charleys/frame.html

（チャリーズの方補足などあればコメントに残してくださいね。）