修理・メンテナンス

10年使用したエイ革財布をレストア修理!金具も縫製も刷新

エイ革財布

お久しぶりです。
皆様お元気してましたか。
僕は相変わらず忙しい日々を過ごさせて頂いています。

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シャネルのベルト修理

昨日の午後、お店に1本の電話がかかってきました。

「ベルトの調整出来るかい?」

「物によりますけど大体はOKです。」

「3cm詰めてもらうだけだからいまから持っていくので」

「何時までですか?」

「夕方には使いたい」

「夕方?!ですか・・・」

「何とかお願いしたい」

「もうすぐ15時になるので今すぐこれますか?」

「すぐに持っていく」

と言うことでお預かりしたのがこれでした↓

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・・・・・。

時間もないので早速調整です。

まずはバックルを外すために縫製を丁寧にほどいていきます。

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急がねば・・・・

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今回は裏の革のみを切断して調整しますが、元の縫製がミシンなので
糸がほどけない様に手縫いで再縫製をします。

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ここで登場するのは穴あけする道具ですが、Lメスの職人さんが使っている
のと同仕様のやつを使います。
(なんか変な感じですが・・・)

そして再縫製をして出来上がりです。

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見た目も完璧です!!

遊んでいたベルトキーパー(サル革)もついでに固定しました。

(固定しない意図もわかりますが、そんな使い方は日本じゃ殆どしないし

無くさない様にする為。※でもすぐに外せるようにしています。笑)

ざっとこんな感じで簡単にみえますが、時間的には

ギリギリ間に合って良かったです。

ウォレットロープの修理

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2年ほど前にご購入を頂きましたお客さまからウォレットロープが
壊れてしまった個言う事で修理の依頼がありお預かりしていました。
今回は金具の根元部分からロープが取れてしまったと言う事だったので
再固定しただけで完了です。(今回の修理は保証対応扱いなので無料です。)

お店に飾っている未使用品と並べてみると革もツヤが増して良い感じになっています。

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少しコバがケバ立っていたのでチョロチョロっと磨いてしまいました。
余計なお世話なのかもしれませんが・・・・

でもこうやって制作させて頂いたものを大切にして頂いてると嬉しいですね。

話は変わってダイヤモンドパイソン(ヘビ革)が届きました。

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Aランクの上物ですね!

明日は定休日でお店が閉まっていますので間違っても
お越しにならないようお願い致します。

では!

メンランドレザーウォレット、ハンドメイドウォレットはこちら

レザーバッグの修理


いつもご覧いただきまして有難うございます。
ここ数日、フルオーダー製作のボディーバッグのデザインが
煮詰まっていて良いアイディアが下りて来なくて苦慮しています。
苦笑。
極力ご希望を取り入れたいと思っているのですが・・・・

でも・・・

デザインを明日中に上げないと納期が・・・
どうする?

・・・・・

気分転換では無いですが、お店に修理品が持ち込まれていたので
手を付けます。

今回はフリンジの交換と敗れ部分の補修です。
まずは壊れている部分をバラしてフリンジを新しい革で作ります。
丁度同じような革がストックしてあったのでそれを使って
フリンジを作って付け換えします。

そしてバックに取り付けると出来上がりです。

はい。この通りです。
敗れた部分も縫製して目立たなくしました。(写真撮り忘れた・・・)

仙台ではこういった修理をしてくれるところは中々無いと
いつもお客様が言っています。

財布にロープ金具の取付や簡単な修理でしたら他社製でも
見ますのでお気軽にお越しください。

ベルトバックルの交換修理

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お店に持ち込まれたベルトバックルの交換修理です。
ドイツで買ってきたベルトでとても気に入っていたそうで
修理出来るところを探していたそうです。

早速修理です。
(※と、書いていますが2週間お時間を頂きました。汗。)

時間が出来たので早速修理です。
まずは解体から・・・・

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見事にバックルがポキッと折れてしまっています。

お店で選んで頂いたバックルを装着して
手縫いで再縫製をします。

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はい。出来上がりです。
ステッチの色も既存に近い色をチョイスしましたので
違和感もなく馴染んでますね。