修理・メンテナンス

先日お客様から持ち込まれたRM製ショルダーバッグの
フリンジの交換修理をしました。
まずはバラしからしていって・・・
同素材の革であらたにパーツを作って組なおしをします。
そして・・・

はい。

出来上がりました。
あとはお客様がご自分のアレンジでビーズワークを
施すそうなのでレース部分は少し長めにしてあげました。

最近修理の持ち込みが多くて依頼品が貯まってきています・・・
でも、頼られるとどうにかしてあげたくなるのが職人気質というか・・・
修理は技術的な経験とか知識（閃き）が無いと出来ないので
仕事としてはすごく面白いですし直し終わった後にお客様がみせる
笑顔が次への活力になります。

以前べザーベルトを制作させて頂いたお客様から
持込で修理依頼がありました。
昔から気にいって使っていたのですが取り付けられていた
バックルのセンターピンが壊れてしまってお蔵入りしていたそうです。
何とか復活させたいと言う事だったので
一つ返事で快諾しました。

この編み上げタイプのベルトは以前も別件で修理したことがあるので
先ずはミシン縫いされている縫製を綺麗にバラしていきます。

今回はお店のバックルを使うのでバックルピンを通す
穴を開けます。
そして、ミシン目の縫製穴（細かい・・・）そって
手縫いで再縫製をしていきます。

そして出来上がりです。
※お客様のご希望でループの新設はしていません。
バックル交換の場合、バックルとベルトの納まり方にもよりますが
今までの経験だと費用は３，０００円～（バックル代別）
程度です。

では。

By　Kurimura．

レアものが里帰りしてきました。
初期のころのＪＵＮバッグです。

この初期ロゴが入っているの個体は１００個無いはずです。
今回は縫製を一部新しくするのと新たにパーツをくっ付けて
リメイクする依頼です。
見たくれはかなり逝っている様に見えますが、革自体の状態は
オーナーさまの愛情のおかげでコンディションはＧＯＯDです。

あと、もうひとつウォレットが同封されてきたのですが
こっちも修理です。

ファニー製のウォレット。
（ミシン縫いタイプのモデルです。）

ミシン縫いの技術はさすがですが
こうなってしまうとミシン縫いは・・・・

手縫いでなら修理出来るので、うちで引き受けました。

今週末までには修理が終わる予定なので
タイミングが合えばご紹介します。

では。

先週は風邪をひいてしまってボロボロでした。
４０になって熱が３９度近く上がると違う意味でチョットビビります。苦笑。
検査したらインフルエンザでは無かったので一安心でしたがこの冬の風邪は
かなりひどいので気をつけて下さい。

と言い訳を言いつつ・・・
先週の修理分はこれしか仕事が出来ませんでしたが
完ぺきです。

きっと喜んで頂けるでしょう。
では。